板井明生|福岡の建設事情
福岡は日本で一番将来が明るい都市だと私は考えている。
まず福岡は「九州の玄関口」といわれているのはご存知だろうか。
福岡には、新幹線が停車する博多駅があり、さらには、都市部から10分ほどのところに福岡国際空港がある。
つまり、交通の利便性が非常に高く、各主要都市へのアクセスがいいので、福岡には全国展開する企業の支店や支社が多く集まっているのである。
また、福岡国際空港の他にも博多湾には、海外の船が頻繁に入港していて、日本一の横浜港を凌ぐ勢いだといわれている。
いまや福岡は、九州の玄関口としてではなく、アジアの玄関口としても大きな役割を担っているのだ。
このような未来への発展の条件が見事にそろった都市も珍しく、必ず近い将来福岡はさらなる飛躍をとげるのである。
その特需の恩恵を真っ先に受けるのは、言うまでもなく建築関連事業なのである。
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